歯を失っても
しっかりと噛める
インプラント
歯科医療で言うインプラントとは、歯を失った部分に埋め込む人工歯根のことです。
顎の骨に生体親和性が高いチタンなどで作られたインプラントを埋め込み、そこにセラミックなどの人工歯を装着するので、仕上がりが非常に美しく、噛む力も天然歯に近い利点があります。
インプラントの特徴
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Point.01
自分の歯のように噛める
インプラントは顎の骨に直接埋め込んだ人工歯根を土台にするので、ほとんど天然歯と変わらない噛み心地が得られます。そのため入れ歯のようにズレる不快感がありませんし、硬いものでもしっかり噛めて食事のストレスがありません。
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Point.02
審美性が高い歯になる
インプラント治療では、人工歯根の土台の上に、セラミックやジルコニアなどで製作した人工歯を装着します。これらの素材は非常に白く美しく、装着すると天然歯と見分けがつかないような外見が得られるというメリットがあります。
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Point.03
周囲の健康な歯に負担がない
ブリッジは周囲の歯を削って装着しますし、部分入れ歯は残存歯を使って固定します。そのためどちらの方法も残っている歯に負担をかけますが、インプラントは単独で成り立つものなので、周囲の歯に負荷をかけず、長期的なお口の健康維持に役立ちます。
インプラントと他の治療との比較
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 | |
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メリット |
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デメリット |
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審美性 | 被せ物はセラミックなどの素材を使うケースが多いため、審美性は高くなります | 保険適用の場合の素材はそうでもないが、セラミックなどの保険外の素材を使用した場合は天然歯に近くなります | 部分入れ歯の場合の留め具が見える場合は審美性は低いと感じられます |
噛む力 | 自分の歯とほぼ同じように噛むことができます | 天然歯の6割程度まで回復できるとされています | 噛んだ時の感覚は、なかなか再現が難しい |
味覚への影響 | ほとんどありません | ほとんどありません | 熱や味を感じにくくなります(素材による差はあります) |
使用時の違和感 | ほぼありません | 少ない | 違和感・異物感を感じることが多くなります |
費用感 | 自費診療 | 保険適用 | 保険適用 |
当クリニックのインプラント治療
3大メーカーを使用
インプラントは10年以上も使うものなので、メーカーの信頼性を重視する必要があります。当クリニックは高精度であり、かつ歴史もありエビデンスが豊富な世界3大メーカーのインプラントのみを取り扱っています。また流通の広いブランドだからこそ、在庫の枯渇もなく、安心して治療を受けていただけます。
当クリニックが採用しているのは以下の3種類です。
- ブローネマルクインプラント:ノーベルバイオケア社製(スウェーデンの企業)
- ITI インプラント:ストローマン社製(スイスの企業)
- アストラインプラント:アストラテック社製(スウェーデンの企業)
PRGF(歯周再生療法)を必ず行います
PRGFとは再生治療の一種です。患者さんご自身の血液から骨や歯肉を再生する因子を抽出して、歯周病で失った歯周組織を再生させることに役立ちます。
インプラントの埋入に当たって骨の量が少ない場合にも効果があり、当クリニックのインプラント治療では欠かすことができない技術となっています。
診療前の注意点と費用について
診療前の注意点
- 外科手術が必要になるため、患者さんに体力的な負担がかかります
- 段階的に治療を進めていくため、治療期間が長くなります
- 見た目や噛んだ時に違和感を覚えることがあります
- 保険診療ではないので、治療費が高くなります
- 術後に痛み・腫れ・出血・合併症を伴う可能性があります
- 術後も定期的なメンテナンスをしないと、機能が落ちやすくなります
- 処置した個所に食べ物が詰まりやすくなります
医療費控除について
一定の額の医療費を支払ったときは、確定申告を行うことで所得税及び復興特別所得税が還付される場合があります。
- あなたや生計を一にする配偶者その他の親族のために支払った医療費があるときは、次の算式によって計算した金額が医療費控除として所得金額から差し引かれます。
- 1月1日から12月31日までに実際に支払った医療費に限って控除の対象となります。未払となっている医療費は、実際に支払った年の控除対象となります。
- 通常の医療費控除の適用を受けることを選択した方は、セルフメディケーション税制を受けることはできません。
デンタルローン
保険外治療費をWebからのお申込手続きだけでご利用いただける分割制度です。
インプラントや矯正歯科治療のように治療費の全額が自己負担になる自費治療では、高額な費用が気になって治療に踏み出せなかった人もいるでしょう。信頼した歯科医院で納得した治療をするために、月々無理のない負担額で支払える「デンタルローン」を活用するのも一つの選択肢です。