病気を未然に防ぐ
お口のメインテナンス
お口のメインテナンス
治療が終わったら、「痛くなくても歯医者さんに通う」ようにしていきましょう。
虫歯や歯周病は再発しやすく、再発してしまうと患者さんがまた痛い思いをしたり、費用や治療時間がかさんでしまいます。
そうならないように、定期的なクリーニングとセルフケアでお口の健康管理をしっかり行っていきましょう。
なぜ予防が大事なの？
過去の日本の歯科医療は「悪くなったら治療する」ことが中心でしたし、利用する方の意識も同様でした。
しかし、虫歯で削った歯は人工物で補修するだけなので、元の状態に戻っているわけではありません。一方、悪くなる前に予防に取り組めば、痛みや腫れなどの不快な症状に悩まされることもなく歯の健康を保つことができますし、無駄な治療費もかかりません。
予防処置のメリット
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Point.01
虫歯、歯周病を予防できる
予防治療の基本は「プラークコントロール」です。虫歯や歯周病の原因となるプラーク（歯垢）を定着させず、虫歯や歯周病の進行を予防します。
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Point.02
早期発見、早期治療が受けられる
予防処置として定期的な検診をおすすめしています。これにより何か病状に変化があったときも早期発見、早期治療提案が可能です。
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Point.03
痛みや負担が軽減される
予防を行うことで進行が抑制されたり、初期の治療だけで済むので、長期にわたる通院も減り、体への負担も軽減します。
お口のメインテナンスを定期的に受けましょう
このように予防を意識した処置は、歯やお口の健康を維持するのに欠かせません。
しかし、毎日のセルフケア（歯磨き）だけではなかなか維持が難しいため、定期的に歯科医院へ通院し、歯のクリーニングやお口の健康のチェックなどのプロフェッショナルケアを受けましょう。
予約フォームまたはお電話（043-309-8828）でご予約ください。
お口のメインテナンスで行うこと
お口のメインテナンスの基本
虫歯、歯周病もその原因は歯の表面に付着した菌の塊、プラーク（歯垢）だということをご存じでしょうか？
虫歯の原因菌（ミュータンス菌）や歯周病の原因菌がプラークの中で増殖することで、進行を早めていくのです。
予防治療の基本はこのプラークを付着させないことが一番の対策なのです。
お口のメインテナンスの内容
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歯磨き指導
正しい日常の歯磨きが、セルフケアで一番、身近な方法です。
患者さんのお口の形にあった正しいブラッシング方法で歯みがきを行いましょう。みがきにくい部分は歯間ブラシなどをプラスするとさらに良いです。 -
お口の中のチェック
虫歯、歯周病のかかりやすさに関わる唾液の状態（菌の数など）を検査したり、かみ合わせの状態を診ます。
このときに異常があれば治療提案もできます。 -
歯のクリーニング
毎日の歯磨きでは落としにくい歯の表面の汚れやバイオフィルムを、お口のプロである歯科衛生士が専門器具を用いて綺麗にしていきます。
3ヶ月程度でまた溜まってしまうので定期的な受診をおすすめします。 -
フッ素塗布
治療後に歯質を強化するフッ素を塗布することで、細菌を寄せ付けない歯にします。また歯の再石灰化を促すので、初期の虫歯の進行予防にもつながります。
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食生活の指導
食事をだらだら食べたりしない、糖分の多い食品をなるべく控える、寝る直前に食べ物を口にしない、などの食生活の指導し、口の中が酸性になりやすい食べ方を改善することで、虫歯を予防できます。
スウェーデン式の予防治療の提案
当クリニックでは歯科先進国・スウェーデンの方式を取り入れています。
現在スウェーデンの国民は、日本と比べて虫歯は1/2以下、歯周病は1/4以下という記録があります。
昭和初期はスウェーデンも日本と同じくらい虫歯や歯周病の多い国でしたが、定期的なクリーニングを国民の大半が受けるようになったことで虫歯や歯周病で苦しむ方がぐんと少なくなったのです。
院長は現在歯科先進国となったスウェーデンにて、予防歯科をはじめ歯科技術を学んで参りました。
当クリニックではそのスウェーデンの予防スタイルを取り入れ、患者さんの口腔内の健康管理をしっかり行っていきます。
エアフローを使用した予防プログラム
当クリニックはエアフローという、微小な粉末を歯や歯ぐきに吹きかけて汚れを落とす施術を取り入れています。使用しているのは歯科の先進性に定評があるスウェーデンで多用されているEMS社の機器で、安心度の高さもあります。 エアフローは歯面だけでなく歯周ポケット内も清掃できますし、痛みもほとんどありません。また、天然歯にも人工歯にもダメージはほとんどないので安心してご利用ください。
バクテリアセラピー
バクテリアセラピーとは
バクテリアセラピーとはスウェーデンのカロリンスカ医科大学が中心となり開発された、新しい予防医療技術です。近年、バイオテクノロジー研究によって優れた善玉菌の存在が解明されてきました。
バクテリアセラピーではその善玉菌を使い、口腔内の細菌バランスを管理して、お口はもちろん全身の病気の治療・予防に役立てています。
バクテリアセラピーは世界63カ国と地域の医療機関で導入されており、その安全性や健康維持の効果が高く評価されています。
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効果の持続
- 善玉菌を増やすことで体質改善を目指していきます。体内の菌バランスを整えて、悪玉菌を抑え込みます。
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悪玉菌が耐性を持ちにくい
- 善玉菌によって悪玉菌に対抗していくため、薬のように悪玉菌が耐性を持ちにくいと考えられます。
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安全性の高さ
- ヒト由来の善玉菌を使用するため、体に負担が少なく定着しやすい。
- 安全性が高く、お子さんやご年配の方、妊娠中の方も摂取いただけます。
バクテリアセラピーの効果
現在、バクテリアセラピーは欧米の小児科、産婦人科、歯科口腔外科、消化器内科、介護高齢者施設などを中心に、世界63カ国と地域の医療現場に導入されています。
世界中で4000余りの臨床治験も行われており、治験結果は著名な医学誌にも掲載され、国際的に認められています。
ラクトバチルス・ロイテリ菌の効果
バクテリアセラピーではラクトバチルス・ロイテリ菌（以下 L.ロイテリ菌）という善玉菌を使用しています。L.ロイテリ菌は、ヒトの母乳や口腔内にもいる乳酸菌で、新生児の消化管に初めて定着する菌です。
L.ロイテリ菌は胃酸や消化酵素にも強く、胃にも定着できるなどの特性を持っています。消化管内や口腔内では、善玉菌と悪玉菌のバランスを整える効果も広く期待できます。
ロイテリ菌タブレットを使用
当クリニックではバイオガイア社が製造している、ロイテリ菌タブレットを導入しています。（オレンジやミント味がございます）また、タブレットの他にリキッドタイプやチューインガムタイプのものもございます。
歯周病の治療
歯周病は日本の成人が8割以上もかかっていると言われる病気です。おそらくこれを見ている人も発症していると考えるほうが適切です。歯周病は初期症状に気づきにくいまま進行しますので、日ごろからの予防を図りましょう。「特に問題ないので大丈夫」と油断せず、まずは当クリニックで検診を受けていただくのをおすすめします。
