REGENERATIVE 再生医療

歯周組織を補い
再生する治療

再生医療(PRGF)

PRGF(Plasma Rich in Growth Factor、プラズマリッチグロースファクター)とは、欧州に本社を置く先端企業で開発された再生医療です。
患者さんご自身の血液を採血し、その血液から骨や軟組織を効率良く再生するタンパク質を取り出し、短期間で骨や軟組織を再生させます。また、傷口がキレイに早く治ることも特徴です。

こんなお悩みはありませんか?

インプラントを埋めるのに骨が足りない

骨がやせていると、そのままでは安全なインプラント治療が行えないため、治療を断られてしまいます。
元より骨の薄い方もいますし、年齢などにより骨が薄くなってしまう場合もあります。

骨造成(骨増生)で骨を補う

骨量不足の患者さんでも、骨造成を行うことでインプラントの埋入に必要な骨の高さや厚みが得られます。ここで紹介するGBR(再生誘導法)は、骨が痩せて十分な骨量が確保できない患者さんに、骨の再生によってインプラントの埋入を可能にする治療方法の一つです。

骨造成(骨増生)のメリットデメリット

  • メリット

    • 骨量が少ない箇所でも、手術によりインプラント治療が可能になる
    • 骨量を部分的に増やすことができる
    • 骨量が増えるため、手術時のインプラント体の埋入が安定する
  • デメリット

    • 十分な治癒期間が必要になり、治療期間が長引く可能性がある
    • 自家骨を用いる際は、骨を削って採取する必要がある
    • 外科手術により、患者さんの体に負担がかかる

失ってしまった歯周組織を回復させたい

歯周病は進行するほど歯周組織を破壊する疾患です。歯周病で減ってしまった歯周組織は、歯周病の症状を緩和しても自然に増えることはありません。当クリニックは失った歯周組織を回復するために歯周病再生療法(PRGF)を取り扱っています。

歯周病再生療法(PRGF)で回復を早める

当クリニックでは、インプラントの治療を行う際には歯周病再生療法(PRGF)は必須としています。
PRGFは歯周病の影響で減ってしまった歯槽骨(歯を支える骨)の再生に役立ちますし、手術部の傷の回復を早める作用もあります。また、患者さんご自身の血液を利用するので適合性が非常に高く、白血球を分離して使用するので炎症反応も起こらないなど、メリットが豊富です。

歯周病再生療法のメリットデメリット

  • メリット

    • 歯周病で失った歯槽骨を取り戻せる
    • 抜歯のリスクを抑えられる
    • 骨量が増え、歯周ポケットの深さを改善できる
    • 外科手術の回復を早めることができる
  • デメリット

    • 自費診療になるため、保険診療に比べ費用がかかります
    • 再生できる骨の量や範囲には個人差があります
    • 口腔内の健康を維持するために、再生治療後は定期的なメンテナンスを必要とします

歯肉が退縮してしまうのが気になる

「加齢とともに歯が長くなった」と感じている人はいませんか?
歯周病は歯槽骨を破壊し、その分歯肉が後退して歯が長くなったように見える病気です。歯肉を再生する治療を行えば、この見た目の悪さを緩和できます。

歯肉の再生を促す

歯周病再生治療では、まず進行を止めたうえで以下のような治療を行います。

  • 結合組織移植術・・・
    上の顎の奥歯周辺から組織を採取し、目的とする部位への移植を行います
  • 歯肉弁側方移動術・・・
    治療部位の両隣の歯肉を引っ張り、目的とする部位に移動させる方法です
  • 歯肉弁歯冠側移動術・・・
    目的とする部位の歯肉を引っ張り、歯冠側(歯の先端側)に移動させる方法です

歯肉の再生のメリットデメリット

  • メリット

    • 歯周病で下がった歯肉を回復して見た目を良くします
    • 再生治療を行えば抜歯を回避できる可能性が上がります
  • デメリット

    • 移植先と移植元の両方にある程度の痛みが出ます
    • 再生できる骨の範囲や量は一定ではなく、症例による差が見られます
ページトップへ